趣味の話 映画編その1
突然ですが皆さん趣味は何ですか?
私はコーヒーを飲む事と映画を観る事です。
どうも、モーションディレクターのMr.Mです。
そもそも趣味ってどの程度から趣味と言えるんですかね?
本人が好きであればそれはもう趣味なのか、
ある程度知識がないと趣味とは言えないのか…。
私は学生時代、年間300本ほど映画を観ていましたが、
社会人になってからはめっきり観る本数が減ってしまったので趣味と言えるレベルかどうかは怪しいです。
とは言え映画を観る事が好きな事には変わりないのでこれからも趣味は映画鑑賞と言っていきたいと思います!
さて、前置きが長くなりましたが今回観てきた作品はこちら。
「ヒューマン・ボイス」
2020年制作/スペイン
監督:ペドロ・アルモドバル
ジャンコクトーの戯曲「ヒューマンボイス(人間の声)」を独自解釈で映画化した本作。
基本的には主人公が電話越しで恋人との別れ話をする一人芝居ですが
主演のティルダ・スウィントンの演技が光る作品となっています。
ティルダ・スウィントンと言えばコンスタンティンのガブリエルが一番好きです、お美しい…
余談ですが「ナルニア国物語/第1章 ライオンと魔女」の発表で来日したティルダ・スウィントンのメッセージはトゲがあって好きです。
確かにあの作品はなぁ…(当時劇場まで観に行った身としては苦笑い;)
独自解釈とあるようにラストを原曲と変えたのは賛否あるのかも知れませんが、今作のラストも個人的には好きです。
見どころとしては序盤、斧を振りかざす際の手首の捻り(急にモーションデザイナーらしい着眼点w)
あと犬がすごくかわいくて癒されます。
普段スペイン映画はほぼ観ないんですが普段観ないものを摂取するのは新たな刺激があって非常に良いですね。
(レッド・サンやミッドナイト・イン・パリのような各国の合作は多いですが)
2023年初の映画館での鑑賞作品としてはかなりのアタリ作品。
単館系作品は上映期間が1週間程度と短いのがネック。
「おそろしく短い上映期間 オレでなきゃ見逃しちゃうね」
では、また。